日本大学芸術学部映画学科

芸術学部は先週から夏休みに入りました。
8月、9月は多少更新が少なくなるとは思いますが、インターンシップレポートや、映表理の3、4年の課題の制作の様子など、できるだけ更新したいと思っています。

今日は、映表理の授業〈映画ビジネスⅢ〉のインターンシップレポート第2弾です。出向した会社は、松竹です。

『インターンシップ報告』

髙木 雛

 4月から3ヶ月間、松竹の映画宣伝部にてインターンシップを経験させていただきました。映画宣伝部は公開前の作品のイベントやパブリシティを担う部署です。同時並行で進められている作品がいくつかあり、それぞれ少数人のチームで宣伝にあたっています。私がいた間に宣伝部で扱われていた作品は『殿!利息でござる』『HiGH&LOW』シリーズ、『植物図鑑』、『嫌な女』、『秘密THE TOP SECRET』、『ホーンテッド・キャンパス』、『素敵なサプライズ』などで、公開日はずれているものの同時並行で進められている作品が多く驚きました。
 インターンが始まって最初の仕事は丸の内ピカデリーで行われた『殿!利息でござる』の完成披露試写会のお手伝いでした。出演者の方々が皆登壇する大きな試写会に行ったことがなかったため、映画を取り巻く煌びやかな世界を見ることが出来嬉しかったです。その後の約3ヶ月間で、その世界を作る行程を学ばせていただくことが出来たと思います。
 毎回必ずしていたことは新聞と雑誌の切り抜きでした。新聞では映画関連記事、雑誌では宣伝部担当作品が掲載されていれば切り抜きます。私は映画雑誌以外の雑誌やスポーツ紙はあまり読んだことがなかったため、大変勉強になりました。「どんな媒体」が、「どのように」して、「どんな映画を取り上げている」のかを意識して読み得た知識は、映画祭や今後将来にも役立てることが出来るのではないかと思います。
 仕事の多くは宣伝部のアルバイトの方から振り分けて頂きました。キャンペーンのハガキの仕分けやチラシの発送、取材控え室のセッティング、社内のポスターの張替え、自社と他社を含めたチラシの保管などの仕事が多かったです。事務作業に腰を痛めることもありましたが、だんだんと作業スピードが早くなり一日に頂ける仕事を増やせるようになりました。
 5月に入り仕事に慣れ始めた頃、「宣伝に使われるコメントをいただけないか著名人、有名人、事務所の方と電話で交渉する」という仕事を頂きました。Excelを使った仕事や文字校正などの仕事も頂けて、大変お世話になりました。電話交渉、Excelの使用は非常によい経験になったと感じています。
 電話交渉は「私松竹映画宣伝部の高木と申します」という言葉から緊張し、はじめは話す内容を全てメモ書きしてから電話をかけていました。宣伝部と同じフロアの営業部は外部と電話でやり取りをすることが非常に多い部署です。そのため、周りの社員の方の電話受け答えをよく聞くように心がけました。次第に文言を書き出さずとも電話を掛けられるようになり、交渉の結果、タレント、お笑い芸人の方からもコメントを頂くことも出来てやりがいを感じました。
 ほかにインターン中にはマスコミ向け試写会で公開前の作品を見せて頂いたり、大谷図書館の1940年代頃の宣伝部資料を見せて頂いたりしました。昼食に誘って頂き、社員さんや日芸から就職した先輩、新入社員の方、アルバイトの方に貴重なお話を伺う機会もあり、3ヶ月間はあっという間に過ぎたと感じています。「インターンの大学生さん」とは違った立場でまた宣伝部の皆さんにお会い出来る日が来るように頑張っていきたいです。

松竹でのインターンシップの様子。

松竹でのインターンシップの様子。

松竹でのインターンシップの様子。

松竹でのインターンシップの様子。

2016/08/09

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