日本大学芸術学部映画学科

映像表現・理論コース

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 平成24年度から、それまでの〈理論・評論コース〉〈映像コース〉〈脚本コース〉が一つになり〈映像表現・理論コース〉が生まれました。理論と研究を基盤としたカリキュラムを基礎とし、学生はそれらの科目群を習得し、専門分野での作品創作や研究をする【理論・批評専攻】【シナリオ専攻】【映像専攻】に進みます。専攻は2年から分かれますが、カリキュラムは横断的に組み合わされていて、実際には3年生からが、主な研究・創作となります。
 映像を取り巻く状況は常に変化しています。民生機(一般に市販されている機器)でもフルハイビジョンや4Kの画質の映像の撮影ができ、また誰もが使っているパソコンで編集や特殊効果ができます。〈映像表現・理論コース〉は、そのような映像機器が扱いやすくなった状況をフルに活用し、研究やアイデア、企画立案などのディスカッションやプレゼンテーションにカリキュラムの多くの時間を費やし、発想の力を養うことに重きをおいています。
 最終的に学生たちは、映画史の探求や映画・映像論などの〈論文〉、人間ドラマやエンターテインメント、アニメの〈シナリオ〉、ショートフィルム、ドキュメンタリー、アニメーション、メディアアートなどの〈創作物と研究副論文〉を完成させます。また、映画・映像ビジネスの講座を設け、実際に〈映像表現・理論コース〉の学生たちが映画祭を企画し開催し、映画・映像ビジネスに対応した能力、新たな映像ビジネスを開拓する能力を養います。
 このページでは、〈映像表現・理論コース〉の授業やイベントの紹介やその様子、またインターネットに載せた創作作品へのリンクなどが貼ってありますので、私たち〈映像表現・理論コース〉を、ちょっと覗いてみてください!

映画ビジネスⅣの「ニッポン・マイノリティ映画祭」の準備が進んでいます。

昨日、チケットの印刷が出来上がってきました。
スタッフが集まり、チケットの整理や宣伝の打ち合わせをしました。

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2015/10/25

日本映像学会の映像表現研究会主催
「インターリンク:学生映像作品展[ISMIE]2015」
が、10/24(土)、25(日)の2日間、日本大学芸術学部江古田校舎大ホールにて行われます。

日本大学芸術学部映画学科 映像表現・理論コースからは、
『虹色の花畑』(アニメーション 袴田くるみ 7分)
『ハセガワが見る世界、ハセガワと見る世界』(長谷川大 15分)が上映されます。


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2015/10/22

映像表現・理論コースの授業「映画ビジネスⅣ」で行う、今年度の映画祭のチラシが完成しました。

「ニッポン・マイノリティ映画祭」です。
12月19日(土)〜12月25日(日)
東京渋谷のユーロスペースで行います。

情報が更新され次第、順次アップします。
今日は、チラシと、スケジュール表を。
(スケジュール画像をクリックすると大きくなります)

twitterのURLは、https://twitter.com/nichige_eigasai
みなさん、フォローしてください。


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2015/10/21

後期の授業が、9月下旬から始まりました。
授業開始の慌ただしさで、なかなかこのページを更新できませんでした。

映像表現・理論コースの各学年は専門授業に関しては、

1年生 夏休みの課題、理論課題ー「フィルムノワール」について。シナリオ課題ー30分もののシナリオ(テーマは5つの中から好きなものを選ぶ)。映像課題ーコンポジション(映像と音との相関関係から生まれるイメージを創造的に構成する)
それらの課題提出物の指導にあたっています。

2年生 ほぼ隔週の全体授業が行われ、各専攻において授業が行われています。ちなみに、各専攻の夏休みの課題は以下のようなものです。理論・批評専攻「1990年代以降の映画とテレビの関係」についてのレポート、シナリオ専攻「オリジナルシナリオ(2時間もの、ぺら200枚~250枚)第1稿」、映像専攻「ドキュメンタリー(15分以内)」
夏休み明けの10月はそれらの指導(推敲、編集など)になります。

3年生の各専攻の夏休みの課題は以下。


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2015/10/10

映像表現・理論コースの「映画ビジネスⅢ」のインターンシップのレポートの4回目です。
今回は、映画配給会社「東風」でインターンシップを行った鈴木歩くんのレポートです。

「今回、私は合同会社東風でインターンシップを行いました。東風は主にドキュメンタリー映画の配給・宣伝を行っている映画会社です。2009年の『遭難フリーター』を皮切りに、想田和弘監督や東海テレビ放送などの作品を配給しており、近年では『リヴァイアサン』や『戦場ぬ止み』などの話題作を手掛けています。また、2013年度キネマ旬報ベスト・テンでは日本映画部門で『ペコロスの母に会いに行く』、文化映画部門では『標的の村』が第一位に選ばれるなど、素晴らしい実績を残しています。私がインターン先に東風を希望したのも、そういった素晴らしい作品を次々に配給している東風という会社に興味を持ったからでした。
4月に東風でインターンシップを行うことが決まり、5月下旬から本格的にインターンを開始しましたが、その前に一度、試写会に誘っていただき、そのときに初めて東風の方々とお会いしました。4月に東風に行くことが決まったときは、インターンに対する不安がありましたが、社員の方が気軽に話しかけてくださり、すぐに打ち解けることができました。そうしたうちに、初めにあった不安が次第にやる気に変わってくのを実感しました
インターンが始まってからは、さまざまな仕事を体験させていただきました。東風で配給している作品は劇場上映以外にも、日本各地で行われる自主上映会で流されることが多く、私はその自主上映会場や各地の映画館に送るDVDやポスター、パンフレットなどの梱包・発送の手伝いをさせていただきました。その他にも、各種パブの整理や、試写会への同行、上映素材のチェックなど、多くの仕事に関わらせていただきました。その時期は東風では、ちょうど『戦場ぬ止み』、『コングレス未来学会議』、『ハント・ザ・ワールド』と3つの上映を同時に抱えており、非常に忙しい時期でしたが、社員の方が親切に仕事を教えてくださったこともあって、濃密な時間を過ごすことができました。
7月に入ってからは、11月に公開予定の『メニルモンタン 2つの秋と3つの冬』の上映に向け、試写の準備やパブの打ち合わせなどに関わらせていただきました。実際に、ひとつの作品が劇場で上映されるまでの流れを見ることができたのは、大きな経験となりました。
また、試写会や会社での打ち合わせの場で、さまざまな映画関係者の方と会って話すことができたことも私にとって大きな出来事でした。東風は他のインターン先の会社に比べると小規模な会社ですが、そのぶん人と人との距離が近く、刺激的な毎日を過ごすことが出来たと思います。
思えば、あっという間の20日間でした。短い期間でしたが、配給・宣伝の仕事を体験できたことは確実に自分の身になりました。最終日には少し寂しい気持ちもありましたが、将来また違ったかたちで仕事ができるよう、努力していきたいと改めて思いました。
終わりになりましたが、東風のみなさま、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。」


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2015/09/07

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