撮影録音コース3年生の4名で入試のことや授業、大学生活のことについて話しました。
田鍋 こんにちは、撮影録音コース3年生の田鍋です。
私は総合型選抜試験で入学しました。日芸が第一志望で総合型選抜試験に対応している塾があったので塾に通ってました。
芸術系の大学は日芸以外考えてなかったので、芸術以外の学部の大学や女子大を受けるつもりでした。
日芸が一番最初に試験があったので他は受けていません。
なぜ日芸の映画学科の撮影録音コースだったの?
田鍋 小さい頃から映画を見るのが好きで、小学校の時の卒業文集では映画の配給会社に入りたいって書いていたのですが、その後色々やっていく中で作る側に興味が出てきて。
中学生の時に将来の夢を書く機会があって、映画の予告編を作る会社に取材してその会社について書きました。自分の好きなこと、やりたいことを考えていくうちに編集したり、自分で何かを作ることがいいなと思って
両親から日芸ってあるよって教えてもらって
調べていくうちにカメラとか触ったことないけど行きたいと思って受験しました。
受験はどうでしたか?
田鍋 私、フイルムやりたいなって思って。調べていくうちに日芸にしかフイルムできないんだって思って、現像機がある大学は日芸しかなくて
1年生の時からフイルムで学べる環境なのでいいなって思いました。
興味が出てきたので高校生の時に自分で電話してアポとって映画保存協会の人に話を聞きに行ってインタビューして そういった話を聞いたことが大きかったですね。
フイルムアーカイブに興味があったので
調べるまではフイルムアーカイブの事とか、国立映画アーカイブという機関があることを知らなくて
東京の京橋に施設があるんですけど大学に入る前に何度か行って
展示室にいったり、そこにあった劇場で映画観たりしました。それも調べたからわかったので
料金もそんなに高くないし、興味があったら行ってみるといいかも
私、ずっとソフトボールやってたんです。大学入るまで全然カメラに触れたことなかったけど
チームで何かをするとか、チームワークとか協調性とか今思うと映画作りに役立ってると思う。
石井 すごいね。ちゃんとしてる
入学してからはどう?
田鍋 私、大学の授業のイメージが大講堂のような大きい教室で段になってってそこに座って授業受けるっていうのだったけど
江古田校舎はどっちかっていうとフラットな教室が多いイメージじゃない?
EB -2っていう教室はイメージに近いかな?でも大きい教室で受ける授業があまりないかな
1年生の頃はコロナで全然学校来れなくて、クラスメートも顔もわかんないし、不安でした。
SNSで繋がった人に連絡とって「この講義どうしよう」とか聞いてどうにか。
ハッシュタグ 春から日芸ってのがあって、もともとやるつもりなかったんだけど コロナ禍でどうしようもなくて
ほんとに友達出来ないなって思って
そこで一番最初に友達になったのがキキだよね
河野 うん
田鍋 それが今でも続いてるし、今後も続いていくと思うし
最初会ったこともないSNSだけの繋がりだったけど、今は一緒に大学で授業も受けれるし、一生の友達です。
河野 良い話
田鍋 映画好きっていうのも結構強くて
学校帰りに一緒に映画観に行ったりできるし、感想なんかもお互い言い合えるから そういう意味でも大学の友達は他にはない友達かな
やってみないとわからないこともいっぱいあるから日芸入れてやってみてよかったなって思うこといっぱいあったな。
普通の大学生よりも専門的なことを学んでいると思うし、実習もこんなにクラスや班みたいな単位で、ずっと授業一緒にやるっていうのもなかなかないと思うし。
コロナ禍で普段と比べると最初はあまり実習はできてなかったと思うし、最初からできていればよかったなと思うこともあるけど
今、対策しながら実習できているのでこれからもっと勉強したい
河野 今まで先輩たちが日芸生としてどうやって過ごしてきたのか知らないので、今やっと少しづつ出来るようになってきたけれど
どうやってやればいいのかわからない
穴澤 コロナ禍で縦の繋がり、他学年の交流が減ってしまったのでそういったことが起こっているのかもね。
江古田校舎に1年生から4年生まで集まって同じキャンパスにいるので本来なら自然と他学年の動向なんかも見れるはずだったのに今はあまり知らないのが現状だよね。
3年生になると今までやってきたことを踏まえて自分たちで研究したり、課題を見つけて解決することができるだろうから
授業以外で機材を使ってテスト撮影をしたり、疑問に思っていることを実験してみるといいかもね。
高校までの勉強と違って自分でやろうと思えばいくらでもできる環境なので、自分から積極的に学んでほしいな
2に続く