日本大学芸術学部映画学科

卒業研究の副論文(20000字程度)の第1稿が提出になりました。今年は、29本となりました。
まだ6月なのに提出が早いと思われるかもしれませんが、卒業研究のスケジュールは、こんな風になっています。

創作作品
企画          4月〜5月
構成・シナリオ等指導  6月〜7月
制作          8月〜12月
提出          1月

副論文
企画〜第1稿      4月〜6月
第1稿発表       6月末
最終稿提出       1月

卒業研究の副論文は、創作作品と関係のあるものとし、場合によっては創作作品の調査の意味合いもあります。
そのため、創作作品の制作に入る前に、第1稿を完成させます。
それを発表し、複数の指導教員が意見を述べ、学生たちは創作作品を作った経験も踏まえ、改稿し1月に創作作品とともに提出します。

今年度の副論文の第1稿のタイトルは以下です。

「写真で描くドキュメンタリー 〜優れた報道写真とは〜」
「連作短編と映像内、映像外で過ぎていく時間 ジム・ジャームッシュの作品と10ミニッツオールダーを中心に」
「ビル・ヴィオラが描く<時間・空間・イメージ>についての考察」
「映画を取り巻く上映空間の変遷」
「セルゲイ・パラジャーノフ 〜サヤト・ノヴァを中心として作品を考察する〜」
「平行するサウスパーク世界」
「わいせつ罪とストリップ」
「監督・今石洋之のオリジナリティーを探る」
「ハル・ハートリー作品の演出について」
「映像作品における反復効果と構造分析 〜反復がもたらす“差異”とは〜」
「アクションドキュメンタリー 〜原一男の方法〜」
「ファイアボール 2分×13話から見える物語」
「映画からみる〈第2の性〉について」
「現実空間にしばられない映像表現について 絵巻物からのアニメーション引用」
「『白ゆき姫殺人事件』と『ソーシャルネットワーク』から見るSNS』
「シークエンスショットの空間的深さと映像の身体性について」
「映像作品に音は必要なのだろうか 〜映像とクラシック音楽を中心に〜」
「森山大道と私の街」
「アニメーションドキュメンタリー 〜その効果と存在論〜」
「ヴィレッジヴァンガードにおいて 求められる映像コンテンツ」
「ミニマリストのブームから見る、今の時代の中で大事にされるものは何か?」
「ジャン=ピエール・ジュネ監督の映像世界」
「緊縛師 一鬼のこ作品からみる”繫がり”とは」
「古川タクにみる表現技法」
「悪の象徴としてのジョーカー」
「映像作品におけるヌンチャクの役割」
「映像化された張愛玲の小説について」
「物と人間の恋愛を描く映画が描けること」
「伊藤高志論」

2016/06/19

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