日本大学芸術学部映画学科

映像表現・理論コースの「映画ビジネスⅢ」のインターンシップのレポートの3回目です。
今回は、パラマウント・ピクチャーズでインターンシップを行った畑山知世さんのレポートです。
「今回わたしはパラマウント・ピクチャーズにインターンとして働かせていただきました。インターンをする前は映画配給会社で働くとはどういったものなのかイメージができず、たどたどしかったのですが、パラマウントの方々に丁寧にご指導いただき徐々に仕事をこなせるようになっていきました。

主な仕事内容はメディアで映画イベントがどのくらいの規模で、あるいはどのようにPRされているかを報告するというものだったのですが、そうした作業の中で、映画関係者の方々がどういった形で映画に関わっているのか、また自分が普段観ている映画の情報が私たちにどのような経緯を経て届くのかなど様々なことを学ばせていただきました。
また、パラマウントの星野様よりレクチャーを受けさせていただいたことも貴重な経験でした。星野様は国際的に高い評価を受けている海外の大学で芸術を専攻し、卒業なさった方ですが、インターンの学生に対してもお会いした時には挨拶をしてくださり、さらに丁寧でわかりやすい何ページにもわたるパワーポイントを使ってのレクチャーをしてくださいました。レクチャーでは映画という商品の”宣伝”戦略やよい広告とはどういったものなのか、人はどのようなものに反応し商品を購入するのかなど学校では学べないノウハウを教えていただき、さらにはこれからの就職活動に関してのアドバイスもいただきました。こうした第一線で活躍されている方からお話を聞かせていただいたのは大変有意義でした。
また、プレス資料の作成やプレミアイベントのお手伝いもさせていただきました。『ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション』の公開時期(7月下旬から8月上旬)にインターンをさせていただいたので、このような大作に微力ながら関わらせていただいたことは非常に光栄に思いました。プレミアイベントでは右も左もわからない私にパラマウントの皆様が丁寧に指導してくださり、さらに皆様が働いておられる中、インターン生の仕事がひと段落ついたところで、恐縮ですが一足早く映画も鑑賞させていただきました。優しい心遣いに大変感謝しております。またこうした大きなイベントにパラマウントの皆様が情熱を持って臨み、休みなく働いてらっしゃる姿を見させていただき、社会人として働くことの大変さを学びました。将来のロールモデルになるような方々とたくさん出会い、これから社会人として働く者としてより明確に将来のヴィジョンを持てるようになりました。そのような方々とお仕事をさせていただいたのはとても感謝なことでした。
また、パラマウント・ピクチャーズは非常にインターナショナルな会社で、社内には英語が飛び交っていました。改めて英語や国際的なコミュニケーションスキルの大切さを感じました。将来どのような職種に就くかまだまだわからないところも多いのですが、英語の勉強をしっかり学生のうちにしておこうと改めて思いました。
微力ですが学生のうちにパラマウント・ピクチャーズの皆様にご指導いただき映画に関わる仕事をしたことは自分にとって本当に勉強になりました。特にどのような仕事も真摯に謙虚に、感謝を持って臨むということが大切だと実感し、またその大変さを学びました。この経験を糧に就職活動や将来の仕事に活かしていきたいと思います。
パラマウント・ピクチャーズの皆様、大変お世話になりました。感謝申し上げます。」
unnamed unnamed-3

 

2015/08/27

映像表現・理論コースINDEX

年月別アーカイブ

Page Top