先週、大学院映像専攻の特別講義として、映像作家として日本の草分けである、かわなかのぶひろ氏を迎えお話をしていただきました。
大学院生だけでなく、映像表現・理論コースの学生も大勢聴講しました。
かわなかのぶひろ氏は、上映・配給組織「イメージフォーラム」を設立し、「月刊イメージフォーラム」の編集長や、東京造形大学教授として活躍した映像作家です。
今回は「いま、映像で何を描くか…」をテーマに、かわなか氏の子供時代のお話、映像に関わっていきさつや、自作について語り、学生たちに強烈なメッセージを残してくれました。
『SWITCHBACK』
『私小説』
『時の繪』
『経路 route』
などの上映も行われました。
映画学科卒業で『ハートキャッチプリキュア!』や『ONE PIECE FILM Z』のアニメーション監督、長峯達也監督が、映像・表現理論Ⅱで特別講義を行いました。
アニメーション監督の仕事、画コンテの重要性などについて、自作の経験、画コンテを参考に講義をしてくれました。
映像表現・理論Ⅱの授業で、映像作家・牧野貴氏に講義をしていただいました。牧野氏は映画学科卒で、現在、世界で活躍しています。
牧野貴氏のホームページ http://makinokino.exblog.jp
午前中は、世界の映画祭の現況についての講義でした。
午後は、映像専攻で3Dアブストラクト・フィルム制作ワークショップを行いました。
透明なフィルムにスプレーやインクで色と模様を付け、黒みのフィルムはヤスリで削って傷を付けます。
そして、二つの映写機で二本のフィルムを同時に映写して、スクリーン上で合成します。
片目を暗くするメガネをかけてこの映像を見ると、プルフリッヒ効果(片目を暗くすると知覚に時間差が起きること)によって3D映像に見えます。
(片目をサングラスなどで隠しても同じ効果が得られます。)
減光遅延法といい、出崎統監督のTVシリーズ「宝島」もこの方法で3D映像をテレビ放送していました。
映画ビジネスⅣの「ニッポン・マイノリティ映画祭」の準備が進んでいます。
昨日、チケットの印刷が出来上がってきました。
スタッフが集まり、チケットの整理や宣伝の打ち合わせをしました。
映像表現・理論コースの授業「映画ビジネスⅣ」で行う、今年度の映画祭のチラシが完成しました。
「ニッポン・マイノリティ映画祭」です。
12月19日(土)〜12月25日(日)
東京渋谷のユーロスペースで行います。
情報が更新され次第、順次アップします。
今日は、チラシと、スケジュール表を。
(スケジュール画像をクリックすると大きくなります)
twitterのURLは、https://twitter.com/nichige_eigasai
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2018年12月8日〜14日
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2014年10月開催
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