日本大学芸術学部映画学科

 インターンシップレポートの6回目です。
 今回は「クロック・ワークス」で、インターシップを行った関原さんです。

 インターンシップ・レポート

                 関原紫乃香

 洋画の宣伝と撮影現場のインターン経験があった私は、それとはまた違った会社を見てみたいと思い、先生のご紹介で、映画の製作や配給・宣伝、そしてビデオ販売など幅広く扱っているクロックワークスさんでインターンシップをさせて頂きました。
 社内には、製作、宣伝、営業、経理、アニメの5つの部署があります。私はアシスタントの方の指示を受けての作業でしたので、部署に限らず様々なことを体験することができました。電話番やチラシ・書類、上映素材などの梱包や発送、パブリシティの整理などの基本的な作業に加え、イベントや映画の公開に合わせ、インターンだからと勉強になるような仕事をさせてくださいました。
 たとえば、『ケープタウン』の公開直前に、主演のオーランド・ブルームの来日が急遽決定し、記者会見用のポスターパネルを作成をしました。パネルの作成も、素人の私には一苦労。発送を終え、貴重なホテルでの会見の様子も見学させて頂きました。また、11月に公開の台湾映画『祝宴!シェフ』の吹き替え版の台本を方言に変えるという重要な作業も。
 そして、基本的にはワンフロアで仕事をしているので、色んな部署の方とお話する機会が持てたことに、大変感謝しています。社内の皆様はとても温かく、無知な私の疑問にも快く答えてくださいました。毎日の業務も勉強になりましたが、社会人の、映画業界の先輩方から聞いた体験談は、意欲がわき、自分の内面的な成長にも繋がったように思います。
 クロックワークスでインターンシップをさせて頂いた20日間はあっという間に過ぎてしまいました。短い間でしたが、クロックワークスの一員として迎えて頂き、本当にありがとうございました。

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2014/10/28

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