日本大学芸術学部映画学科

 インターンシップレポートの5回目です。
 今回もギャガで、インターシップをおこなった西山さんです。

映画ビジネスインターン報告書

西山鮎佳

 新学期、授業としてインターンに行くことが決まり、私は提示された企業の中から、映画会社ギャガGAGAの宣伝部へ行くことになりました。志望した理由としては、洋画も邦画も扱っている会社だということ、比較的新しい会社だということの、二点があります。全く初めての経験だったので、最初は不安も強かったです。しかし、実際に自分の憧れる業界で働く方の仕事を、近くで見られることに、期待も大きく持っていました。
 インターンに行き始めてからは、仕事を覚えるのに精一杯でした。宣伝部の方が丁寧に仕事を教えてくださったので、緊張は徐々にほぐれました。不慣れな電話対応など、ご迷惑をおかけしてしまいましたが、仕事を頼まれることで、宣伝部で働いているように感じられて嬉しかったです。また、みなさんが忙しい中、私のために時間を使ってくださっていること、とてもありがたいことなのだと実感しました。
 宣伝部にインターンをしてみて、映画が世の中に出るためには、思っていた以上に様々な仕事があるということを感じることができました。宣伝部の方がしている仕事はもちろん、多くの電話がかかってくる為、初めて聞く企業と、その企業が行っている仕事を知ることもできました。さらに、洋画と邦画での宣伝方法の違いなど、これまで話に聞いていたことを肌で感じることもできました。
今回、GAGAで働いている方々の仕事ぶりを見て、細部にまでこだわる熱意と、なにより仕事を楽しんでいることを感じました。映画をどのように世の中に出していくかを考える仕事のおもしろさを、少しですが知ることができたように思います。社会人として働くことのイメージが、インターンを通して湧いてきました。GAGAの方々には大変お世話になりましたし、今後この経験は忘れることのできない貴重なものになったと思います。

2014/09/27

映像表現・理論コースINDEX

年月別アーカイブ

Page Top