日本大学芸術学部映画学科

2018年度インターンシップレポート第5弾です。今回、インターンシップで学生を受け入れていただいた企業は、皆さんも映画を見に行ったことがあると思いますが、株式会社ティ・ジョイです。

理論・批評専攻の学生を受け入れていただきました。

レポートを読んでいただければわかりますが、映画館の運営はもとより、映画興行の仕組みや、イベントについて学んだようです。

インターン報告書

新庄天太

私は株式会社ティ・ジョイでのインターンシップにおいて、映画興行の仕組みや、シネコン運営、実際の映画館でのスタッフのサービスなどについて学びました。
 最初の4回の出勤ではティ・ジョイ本社にて、近年の日本・世界の映画産業の情況を年度別の総興行収入や総観客動員数などを通して教えて頂きました。ティ・ジョイという会社の設立背景・歴史(東映も含む)、現在のティ・ジョイが運営している全映画館の特徴や各映画館のターゲット層や細やかな情報、昨年の興行成績、劇場で行われている様々な取り組みについて学んでいきました。それに付随する形で、ティ・ジョイだけではなく、日本国内外の映画館で行われているプレミアム・ラージ・フォーマットを中心とした様々なサービスや上映形態などについても知りました。勤務の中では、実際にミーティングに参加し、ホームページの写真デザインなどについての意見なども出させて頂きました。また、6月15日に幕張メッセで開催されたアプリジャパン2018など、大学生では行けないような企業向けのイベントにも参加させて頂きました。
 その後の6回の出勤では、新宿バルト9やT・ジョイPRINCE品川、横浜ブルク13などのティ・ジョイ系列の映画館の他に、TOHOシネマズ新宿などの各地の対抗館も含めた関東圏(東京・神奈川・千葉)の12個の劇場にミステリーショッパーとして赴き、各劇場のスタッフサービスの視察を重点に置きながら、劇場内外の装飾や設備・コンセッションやキャラショップの商品について、劇場管理や清掃面などに至るまでの良い点や問題点、各劇場の特徴などについて調査しました。ミステリーショッパーの期間の内の1日では、日本大学芸術学部所沢校舎にて、芸術学部映画学科映像表現理論コース2年生を対象に映像表現・理論Ⅱの授業内で行われた『君が君で君だ』をテーマにした特別授業のお手伝いをさせて頂きました。
 11~20回目の出勤では、ティ・ジョイ本社のオフィス内に自分のデスクを設けて頂き、約2週間をかけて『自分の理想の映画館』のプレゼンのための資料作りで、2週間毎日月曜日から金曜日まで勤務しました。この勤務によって、実際に会社に勤務する社会人の方々の気持ちが多少はわかり、大変貴重な経験となりました。その合間を縫って日本オラクル社との会食にも参加させて頂きました。プレゼン資料には、ミステリーショッパーでの経験を踏まえたサービスや、劇場内外の装飾、勤務している内に知った様々な体験の形を組み込み、プレゼン後にも多数の意見を頂きました。このプレゼン資料をつくるにあたり、資料つくりのノウハウなどもレクチャーして頂き、スムーズに自分の意見を纏めた資料をつくることができました。8月31日には実際に会議室を使いプレゼンをし、取締役にも出席して頂きました。プレゼン後に出席した方々からのご意見を受け、映画館の立地・地域との協力、実際に発売する商品案、お子様のお客様のことを考えたサービスや、ジェンダーに考慮したサービスデーなど、自分の考えの至らなさを痛感しました。また、8月24日に行われた会社説明会にも大学生として参加し、様々な大学の学生たちと意見を交換し合う機会も頂きました。
 20日間のインターンにおいて、今まで自分が自然と使っていたシネマコンプレックスを運営する興行会社がどういった理念や、目的を持ってシネマコンプレックスを運営しているのか、そして映画興行の仕組みや、映画館で働いてるスタッフのあり方、色々な映画館の特徴、プレゼン資料のつくり方とプレゼンの難しさ、そして実際に信用を得てお金を集め、事業を始めることの難しさを知りました。そして、自分がこれからも、色々なことを勉強していく必要があるということを、確認しました。

ティ・ジョイのスタッフの方々との記念写真。新庄君は緊張しているようですが…。

 

2018/09/06

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