日本大学芸術学部映画学科

映像表現・理論Ⅱの授業で、映像作家・­牧野貴氏に講義をしていただいました。牧野氏は映画学科卒で、現在、世界で活躍しています。
牧野貴氏のホームページ http://makinokino.exblog.jp
午前中は、世界の映画祭の現況についての講義でした。
午後は、映像専攻で3Dアブストラクト・フィルム制作ワークショップを行いました。

透明なフィルムにスプレーやインクで色と模様を付け、黒みのフィルムはヤスリで削って傷を付けます。
そして、二つの映写機で二本のフィルムを同時に映写して、スクリーン上で合成します。
片目を暗くするメガネをかけてこの映像を見ると、プルフリッヒ効果(片目を暗くすると知覚に時間差が起きること)によって3D映像に見えます。
(片目をサングラスなどで隠しても同じ効果が得られます。)
減光遅延法といい、出崎統監督のTVシリーズ「宝島」もこの方法で3D映像をテレビ放送していました。

また、映写機の光学再生機で、フィルム上の模様を音声に変換し、エフェクターで変化させることで、映像と一緒に音楽を演奏しました。
3、4人でグループを作り、6グループの作品が出来上がりました。
作品動画はこちら(↓)
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2015/10/30

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